斜頭症に関するQ&A

Q1:どこまで改善することができますか

Level2程度の変形度で乳児でしたらほぼ気にならない程度まで改善できます。
それよりも変形度が大きいお子さんはヘルメットとの併用を勧めています。
幼児以降の方は変形度によっても改善度は異なりますので、詳細は初回時にお話しできればと思います。

Q2:通われる頻度について

当サロンでは乳幼児期は月に1~2回、 児童以降は週に1回程度の頻度でお越しいただけるようお話ししております。

乳幼児期のお子さんも週に1回お越しになりたいという方もおりますが、
この時期の斜頭症の矯正は“期間”が必要になります。
生後1年で脳容積は1.9~2倍程度成長しますがこれを利用して頭の形を変えていきます。
ですから頻度を増やしたからといって、その分、改善度が上がることはありません。

Q3:斜頭症は成長とともに治りますか

現在、多くの小児科医は「斜頭症は成長とともに治る」と言いますが、
当サロンの20年にも及ぶ追跡や最新論文によると「治療しなければ治りません」。
論文上、成長により形状の改善がみられるというものも存在しますが、
その内容を精査しますと、測定部位の不備や、基準値が甘いものがほとんどです。
お子さんの頭の形が気になったら、先ずは専門医の診断を受けるようにしてください。

Q4:ヘルメット療法について

当サロンは海外でのヘルメット療法の実際も調査し、国内ヘルメット療法提供機関での講習実績もあります。
ですからヘルメット療法に関しましてはその長短を良く理解しています。
その上で、ヘルメット療法が必要な方には、紹介状を書かせて頂いております(べびきゅあでは医療機関と連携をしていますので紹介状が書けます)。

ヘルメット療法は、そのお子さんの頭部をスキャンして、
オーダーメイドでヘルメットを作り上げていきます。
費用はその医療機関のヘルメットによって異なりますが数十万円の実費です。
治療期間は約6か月間。およそ大泉門が閉じるまでが目安となります。

2019年までに国内外のヘルメット療法を利用した患者1000人もの経過確認をしてきました。
スキャンデータも相当数多く見せてもらっていますが、
治療法としての改善度は十分効果的であることを示しています。
ですからこれからヘルメット療法を考えている方は安心しても良いと思います。

ただし冒頭でも書きましたが不得手の部分がありますし、論文によっては効果に懐疑的です。
例えば、耳の位置に関しては改善しにくいものです。
なぜなら、ヘルメットを作成するときには、矯正前の耳の位置をベースにヘルメットを作り上げるからです。
ですから、ヘルメットを作る前に、「べびきゅあ」の施術を1回でも良いので受けて欲しいのです。

また、監修者のような手技療法での改善に関する論文もありますが、
精査すると、その改善度に対する評価は甘いものが多いように感じます。
お互いの過不足を埋めるためにも、乳児期の斜頭症矯正はヘルメット療法との併用をお勧めする事があります。

Q5:どうしてヘルメット療法を受けながら斜頭症矯正に通う
お子さんが多いの?

矯正用ヘルメットを作る際には赤ちゃんの耳の位置をベースに作成します。
ヘルメットの構造を知ると分かるのですが、そうしないと着装後にヘルメットが回りやすくなるからです。
ヘルメットが回ると矯正効果が大きく落ちてしまうので耳の位置をベースにするのです。
ところが、頭の形が成長に伴いヘルメットの形状に沿って大きくなり見た目が丸くなります。
その際に、耳の位置が修正されることはほとんどないのです。
また、ヘルメットを着装していると頭皮が特徴的な固さを生じさせます。
この固さがヘルメット療法の効果を低下させてしまうのです。
他にもありますが、こういった理由からヘルメットをしながら多くのお子さんが当治療院に通われているのです。

Q6:カイロプラクティックや整体、オステオパシーでの斜頭症矯正について

原則、お勧めしません。
第一に斜頭症矯正は医療行為ですから国内で有効な医療資格が必要です。
実際に国の所轄も、カイロプラクティックや整体など厚生労働省の所轄ではなく、エステティックと同じ経済産業省が所轄となります。
また、そういった整体での危害事故も耳にしていますので医療資格の有無は確認すべきことだと思います。

最近、よく目にする「国際基準のカイロ」という文言があります。
カリキュラムに目を通すと、良く勉強されているとは思います。
ですが、それを満たしたとしても日本国内では「カイロドクター」を標榜すらできません。

ご存知の方も多いと思いますが、
監修者の山田は国内最古のカイロ団体の理事を務め、「カイロドクター」の商標権を所持しています。
どんなに学ぼうと国家資格を所持し技術が伴わなければ、山田は日本において「カイロドクター」の使用を認めておりません。
残念なことに、2020年現在、そのような斜頭症を矯正できるカイロドクターは存在しません。
保健所に登録を受け、医療費控除の対象であり、また、保健所の調査の結果問題のない治療院をお選びください。

Q7:「斜頭症」を予防するために

斜頭症の大半は出産後に生じます。

お母さんのお腹の中での胎位や出産時の処置、その後の新生児室の利用など、これらも斜頭症の発生の原因になりますが、大半はその後の育児に問題があります。
斜頭症矯正マットレス、というものがアメリカで“売られて”いましたが、2019年10月1日より一斉に販売中止となりました。
その企業は2014年に病院に委託して論文を出し、「斜頭症矯正に有効なマットレス!」として人気のあったマットレスでした。
この背景にはConsumer Product Safety Commission(アメリカ合衆国消費者製品安全委員会 略称:CPSC)に2005年1月から2019年6月までに発生した乳児傾斜睡眠製品に関連する73の乳児死亡事例を含む1108件もの危害事件の報告を受けた事が関係しています。
赤ちゃんの向き癖解消の民間療法に関してはいくつかレポートがあり、マットレス全体を傾ける場合は10度未満にした方が良い、というのもあります。
それなので斜頭症予防に関して、安易にこういったマットレスに飛びつくのは好ましいとは思えません。
それでは何をすれば予防になるのでしょうか?
それを簡潔にまとめたいと思います。

  • ・うつ伏せの時間を作る(1日に30から60分ほど)
  • ・頭のマッサージをする(過去記事参照)
  • ・首の柔らかなマッサージを行う(こちらは他社で事故を起こしていますので変なサイトを参照しないでください)
  • ・簡単な運動法
  • ・赤ちゃんの寝かせる場所を定期的に変える
  • ・硬過ぎない、乳幼児突然死症候群対応のマットレスを使う

うつ伏せ寝は赤ちゃんが起きていて、ご両親がしっかりと見ていられる環境で行うようにしてください。

Q8:赤ちゃんに施術をしても問題はありませんか

監修者の山田は障碍をお持ちのお子さんの療育を長く行っています。
より重篤な症状を持つお子さんを長年見続けておりますので、赤ちゃんに対する施術実績は国内でもトップクラスと言えます。

また、赤ちゃんの頭に施術を行う際の力は、たかだか50mmHg。
その程度の力で、また、人体構造学の専門家でもある施術者が、危険を伴う施術を行う可能性はほぼ皆無と言えます。

また山田は施術者が起こす施術事故を、某保険会社にて長く事故調査委員として調査を行なってきた経緯からどういった施術が問題を起こすかについても良く分かっております。
そういった面からも安心して受けられると思います。

Q9:やり取りしてきた病院について

今まで「べびきゅあ」では多くの医療機関に紹介状を書かせて頂いたり診療情報提供書などのやり取りをさせて頂いております。
主な病院は以下の通りです。

  • ・神奈川歯科大学附属病院
  • ・国立成育医療研究センター
  • ・埼玉県立小児医療センター
  • ・自治医科大学附属病院
  • ・順天堂大学医学部附属順天堂医院(本郷)
  • ・昭和大学病院
  • ・心身障害児総合医療療育センター
  • ・聖マリアンナ医科大学病院
  • ・聖路加国際病院
  • ・東海大学医学部付属病院
  • ・東京医科歯科大学医学部附属病院
  • ・東京慈恵会医科大学附属病院
  • ・東京女子医科大学病院
  • ・東京大学医学部附属病院
  • ・東邦大学医療センター大森病院
  • ・帝京大学医学部附属病院(東京)
  • ・獨協医科大学病院
  • ・西宮協立リハビリテーション病院
  • ・日本医科大学付属病院
  • ・日本赤十字社医療センター
  • ・その他、多くのクリニック

お忙しいところ文書のやり取りなど深く感謝しております。

Q10:施術は濃厚接触に該当しますか

「べびきゅあ」で厚生労働省健康局結核感染症課に確認を行い、当院の施術は濃厚接触に該当しない旨の回答を受けております。
示された根拠は以下の通りです。

濃厚接触の定義は以下の通りとなっています。

〇手で触れることが出来る距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と15分以上の接触があった者」

当院では、使用する部屋の都度消毒、十分な常時換気、直前の手指消毒などを行っておりこれは「必要な感染予防策」となっております。
また施術以外では説明時など極力1メートル離れるようにしております。
以上から濃厚接触に該当しないと判断されておりますので安心してお越しください。

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